雀のお宿はどこにある?
日々の出来事、感じた事をつづっています。
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ある日の昼下がり、コーヒーショップで小説を読みながらコーヒーブレイク
していると、となりの席に5人ほどのマダム軍団が座った
マダム達は周りを気にすることもなく、パワフルにおしゃべりを始めた
読んでいた小説はオモシロクて集中していたのだが、マダム達の「遺産相続」
「遺言」という言葉が耳に入ってきた
軍団の中の1人のマダムのうちでは、ご主人が遺言状を書いたそうで、「一応
書いておくと安心だから」と言うと、別のマダムが「でもご主人は今すぐ死ぬ
とは考えてないわよね」な~んてスゴイこと言ってる。
そりゃそうだろう、いざという時の遺言状なんだからと突っ込みたくなった
途端に、となりの軍団のおしゃべりに興味がわき、小説どころではなくなり、
本を読むふりをしながら、となりのおしゃべりに耳をそばだてることに。
遺言状の話が一段落すると、今度は別のマダムの半生記が語られ始めた。
そのマダムは4人姉兄の末っ子で、マダムを手元に置きたかった両親は持って
いる不動産の半分をマダムに上げると言っていた。
それなのに、結局は兄に譲ることにしたと言われてがっかりした、
アタシ期待してたのに・・・ そりゃガッカリだよね
と、話の主導権を握ったマダムの半生記はまだまだ続いた・・・
しかし、そんな個人情報だだもれの半生記をコーヒーショップで語って
いいのか と思いながら、若干飽きてきたので店をでた。
外はまだ暑く、そしてマダム達のおしゃべりもまだ熱く続いているのだ
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プロフィール
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スズメ
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